颯くんが咲かせた花

  

颯くんのこと、それと自分の新しい環境に心が追いついて行かず、約1ヶ月颯くんのことから目を背けていました。

しかし、晴れて19歳になる颯くんの誕生日にやっと気持ちを整理しようと思います。



私が颯くんを初めて見たのはヲタ誌かな(多分)

その前まで1.2年くらい?ジャニからは離れていて、テレビもヲタ誌も全然だったから、Jr.の子分からなくて。

だから、年下だと思わなくて、ただペラペラ〜ってページめくる感じ。


それから、当時放送されていた「ヤンヤンJUMP」も見だして。

その時、颯くんは絶賛推されだったからアップにもなるし、テロップに名前も出るしで、頭にインプットされていた。

この男の子カッコ良いな〜タイプ!って。

(後に中1と分かり、年上か同い年と思ってたもんだから絶句した)



私がジャニヲタに戻ってきた理由は違う子に出戻りで熱上げ出したからだったので、颯くんを担当にしようなんてことは思ってなかった。

しかも、年下なんてなおさら担当に出来ないって。


しかし、その気持ちとは反比例にして、颯くんのダンスや一生懸命な姿、トンチンカンな発想にどんどん惹かれて行った。


気づいたら颯くんばかり見てた。

気づいたら颯くんのことばかり考えてた。

気づいたら颯くんのパフォーマンスにドキドキしてる自分がいた。



ああ、これは颯くん担にならなきゃ。


知って半年弱くらいで晴れて髙橋颯担になった。

颯くん担になって毎日が楽しくなった。



初めて颯くんがいる現場に行ったのは、セクゾのニューイヤー魂だった。

幸いなことに周りに颯くん担は居なくて、センステ向かう花道で私のカンペを見て初めてファンサをもらった。

(その瞬間記憶が吹っ飛んで、一緒に入った友達に「〇〇が呆然としてるから、気づいてないのかと思って何回も投げちゅーしてくれてたよ」と教えてくれた)

もっと颯くんに夢中になった。



それから、何度か颯くんを拝みに行ったが、颯くんの立ち位置がどんどん下がって行くのが辛かった。

一時期シャカリキダンスすぎて、颯くんらしいダンスしてないと勝手に思うこともあり、颯くんは颯くんのままで良いんだよと心の中で強く思ってた。


1年でこんなに人も立場も変わるんだなと実感させられた。


しかし、嬉しいこともあった。



ドラマ『49』出演決定!



颯くんの演技が見れるんだ。

受験生であった私にとって、休息の時間となった。

それから、次の年には『近キョリ恋愛』も出た。

颯くんが頑張ってる姿が本当に心の支えとなった。



しかし、その頃には私は進学し、ヲタ活を充実しようという意識が低くなっていた。

颯くんの優先順位が低くなっていた。

随分前から茶の間というものだった。

ガムシャラ公演も行かなかったし、TLを見て颯くん頑張ってたんだねと思うくらい。

地方組だからと言うのは、最大の言い訳だと思うが、私にとってリアルもヲタ活も〜という両立は金銭的にも日程的にもすごく厳しかった。



そんなことが数年あっても颯くんから降りようとは思わなくて。

降りているのも同然だった知れないが、颯くんが頑張ってるから私も頑張ろう。

颯くんも努力してるから、私も努力しよう。

そう思える担当でもあり、人として尊敬できる人だったんだ。



だけど、このままだらだらしていてもダメだな。どこかで区切りをつけないと。



そう思っていたときにメールが届いた。


『ジャニーズJr.銀座2016』



クリエの案内だった。



髙橋颯



そう名前があった。

颯くんが確実にいる、しかも颯くんの誕生日公演に入るのってこれで最後かもしれない。

私は直感で感じた。

裏垢にツイートも残っていた。


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身内も少ないし、次の日にはどうしても地元へ帰らないと行けなかったので、

1名義で昼公演だけを申し込んだ。


なんと見事当選。


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颯くんを見れるのはいつぶりだろう。

颯くんの一生に一度である18歳の誕生日に拝めて、祝えるなんて。

アイドルをしてくれていてありがとう。

私は同じ空間にいれるだけで良いよ。

良席なんて望まない。

そう思っていた、





ら!!!!!!!


チケットが届いて死んだ。

最前下手通路側


クリエとチケットを何度照らし合わせても、その席だった。



そして、当日。

幕の向こうで掛け声が聞こえた。

それだけで涙が出てきた。

何年ぶりの颯くんだろう。

ああ、私の目の前で手を伸ばせば届くんじゃないかと思う距離で颯くんが踊っている。

私が好きな颯くんのダンスだ。

颯くんが笑っている。

颯くんが楽しんでいる。

カウアンがらいおんハートを歌ってくれて、颯くんは泣いていた。

私も泣いた。

最後の最後まで颯くんは幕の下からファンに手を振ってくれた。


私が最後に颯くんを見た日から確実に成長している。

だけど、根本はいつまでも、私の好きな颯くんだった。



区切りをつけよう。

そう思って行ったのに区切りがつけれなくて、さらに泥沼にハマってしまった。



それから、夏にセクハニがあった。

私はすごく後悔した。

岸颯がシンメである。

なんとしてでも、行くべきだったのだと。

そして、それが颯くんの最後の現場となったなら尚更。



また、私は国家試験を控えており、これが終わったら颯くんを思う存分追いかけよう。そう思っていた。


しかし、またどんどん颯くんがいる現場がなかった。

颯くんこれにも居ないのか。

辛いよな。

颯くんは颯くんらしくいれば大丈夫。

颯くんを見てくれる人は居るんだから。

頑張ろうね。


心の中ではずっと思っていた。


私は颯くんに手紙を書いたことがなかった。

なぜなら、本人に届くとも本人が確実に見るとも思わなかったから。



今になってすごく後悔をしている。

ごめんなさい。

心で思うだけで行動に出せずごめんなさい。

届かないと思っていても、気持ちは伝えるべきだった。



『この世に絶対なんてない』



それが私の信念なのに。



もう最後になりますが、

ここに書いてるのは後悔をしたから。

颯くんが見ると思っていないけど、それで本当に颯くんが見ていたら。

私の応援していた気持ちが届くかもしれないのなら。



私のような茶の間でも幸せな時間をくれてありがとう。

髙橋颯という1人のアイドルを応援させてくれてありがとう。

今度は、颯くんが幸せになってください。




髙橋颯くん19歳のお誕生日おめでとう。


颯くんと颯くん担の歩く道が"今を咲く花"で溢れますように



2017.05.08.


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